開発計画がなんだか遅れる。構想はあるのになぜか進まない。頭ではわかっていても難しいんだよなぁ...これってどこにでも潜んでいるあるあるのようです。
当社ブログへお立ち寄りありがとうございます。毎回気になる内容を徒然なるままに更新しています。できるだけ平易な言葉でお伝えしますので少しでも「気づき」のお役に立てられれば。
成功を求めてますが・・・
開発や事業化の担当者あるいはリーダーやマネージャーの抱える悩みは計画の必達や事業化の成功。上司や経営層はゴールを求め、現場は計画を達成させるために必死に努力します。どこにでもあるような風景ですが、悩みと言ったら「なんだか遅れがち」や「時間や人手が足りない」というのがセオリーのようです。
成功の再確認..
そもそも成功の形ってどういうものでしょうか?企画時点では企業の経営方針や中長期の経営戦略から具体的な戦術に落とし込み必要な取組みとして企画されたと思います。現場で与えられた仕事をしていると、つい先週や今週の取り組みなど目の前の仕事に集中しすぎてそもそも取り組んでいる仕事の背景を忘れがちになってしまいます。本来は目の前の取組みこそ未来のゴールに進むための一歩なのですが足元を見るのに精いっぱいになりがちです。少し息を抜いて遠くを眺めてみてはいかがでしょう。
目標の認識と明確な計画...
成功を見据えしっかりと想像することができても具体的な一歩にすることが出来ないと夢で終わってしまう。そんな経験を味わった方もいるのではないでしょうか。私たちがお手伝いするお客様の中にも事業化を夢見ながら数年で中断し、死屍累々と積み重なったアイデアが日の目を見ないまま埃をかぶっているケースがあります。じっくりとお話を聞くと原因はその都度変わるようですが、突き詰めると「明確な計画」になっていなかったようです。成功を強烈にイメージし、産まれたアイデアを必死に具現化させる。自ら”創造”する成功こそ最も近道であり、その道のりを明確に整えることが計画だと思うのです。明確な計画があれば忍耐が必要な時も決して諦めることはないでしょう。だって成功が見えているのですから。しかし、プロジェクトとしてチームを編成し計画に取り組んでいても断念することもあります。一人でできる仕事は限られています。だからこそチームを編成し必死に取り組むのですが当初の成功イメージが人を経由していくうちに形骸化しチームに降りてくる時には「目の前の仕事」でしか見えないこともありそうです...
取り組むチームで求めるのは...
プロジェクトのリーダーは成功をイメージして計画を達成すべくチームをマネジメントします。プロジェクトで必要なスキルを整えて満を持して結成したチームです。もちろん成功するには組織的な力は必要です。集めた力を活かしプロジェクトを成功へ導く。マネジメントの研修で出てきそうな単語です。でも、振り返ってみてください。明確な計画が出来上がっているのならその通りに進めば成功するはずです。ここで言いたいのは「チームリーダーに求めるのは計画を必達させる想像力」です。プロジェクトのリーダーは自分の想像力こそが重要です。もちろん専門知識は必要ですが専門知識を持っているから計画を必達できるわけではありません。必要なら専門知識はその辺にいくらでもころがっています。リーダーは専門知識を集め経験を活かし想像力を高める。チームメンバーもリーダーの協力者となり想像を活かし行動できる人材を整えるべきです。経験は人ぞれぞれ違いますし、知識の量や広がりや深さは違います。チーム内にこだわらず必要な知識や経験は外部から調達すれば想像の助けになります。このチームで計画を達成させる!もちろん願わくばそうなりたいものです。しかし無理をしては疲弊します。無理なく無駄なく進めるには必要なモノは気軽に外部から手に入れるくらいの柔軟な想像力が必要です。
成功を追求すること...
実はこれってビジネスアイデアが産まれたときと同じなのです。アイデアがひらめいて強烈にビジネスをイメージ出来たとき、取り組むべき計画は綿密かつ明確に考えます。もちろん経済的な協力者も必要ですし知識も自分自身で足りないときは外部から調達するでしょう。数人の賛同者で立ち上がり明確な計画のもと一心不乱に突き進むでしょう。この時の発案者こそがプロジェクトのリーダーであり賛同者がチームだと思うのです。
”リーダーになったけどPDCA回すのに精いっぱい””そんな崇高にイメージしてるわけじゃない”そんな声が聞こえてきそうです。
もう一度このページを読み返してみてください。
無理をしなくてもいいのです。必要な知識はどこかに必ずあります。おおよそ私たちが直面する難題は知識を活用することで解決できます。経験を持っている賛同者が得られるならきっとあなたは成功を手にすることができるでしょう。
成功へつながる「知」とは知識であり知恵だと思うのです。しかし自分で持つ必要はなく活用すれば良いのです。ただ唯一、強烈に成功をイメージでき明確な計画さえあれば良いのです。
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