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執筆者の写真BRG blog

生き残る技術とは

更新日:2019年2月9日

AIが発展し、長年培ってきた技術がソフトに置き換わる。機械やソフト自らが学習して成長する時代がすぐそこまでやってきています.モノづくりやノウハウを核とする企業にとって生き残る術は...


当社ブログへお立ち寄りありがとうございます。毎回気になる内容を徒然なるままに更新しています。できるだけ平易な言葉でお伝えしますので少しでも「気づき」のお役に立てられれば。


急速なデジタル化の波と技術革新・・・

サイエンスはこの10年で怒涛の進歩を達成したと感じます。10年前といえば日本ではアラフォーという言葉が流行ったり、リーマンショック、iPhone3Gが発売された頃です。インターネットの普及により手軽に情報にアクセスできアイデア一つで地球の裏側のニーズでさえキャッチして市場に挑戦できるようになってからの10年は急速に変化、進化、進歩してきました。


全てがデジタルに置き換わる?

今の風潮は、”人間のすることが全てAIの進歩でロボットに置き換わる”、や、”ロボットが暴走するなど歯止めが利かなくなる危険”など、急速な進歩に憂慮する声がある一方、”科学の進歩により、人間がより創造性を発揮できる”といった期待も聞こえてきます。AIの進歩を競合とみるかフォロワーと見るかによって感じ方が違うのは仕方がないのかもしれません。さて、そんなデジタルな進歩に対して本来アナログな人間はどう対処するのが良いのでしょうか?

これまでも、技術進歩は人間の力だけでなく機械やソフト、少し発展した技術により更なる革新などデジタルとアナログの融合によって進化・発展してきたと思います。現在のAI技術の発展などもデジタル化の顕在部分と捉えるとアナログな部分との融合があってこそ相乗効果を生むのだろうと思います。AIの上流にアナログと捉えるか下流にアナログと捉えるかによって人間の生産性や立ち位置が変化し、上流と捉えるなら”AIの発展は人間の創造による産物であるから制御できる”とみえ、下流なら”AIの発展により人間が制御される側になる危険”と感じるのかもしれません。


代替化の可能性...

人間の生産性や処理能力において機械やソフトに置き換わった事例は数多くあります。それにより時間短縮や効率が上がった利点も大きかったのは事実でしょう。機械やソフト、あるいはAIによって代替できる活動は更に置き換わっていくのだと感じます。では、どこまで置き換わるのか?

この時に人間の心理として”存在を脅かす”不安が生まれ色々な想像が膨らむのかもしれません。ただ、代替化の可能性は尽きないでしょうし、これからの進歩で更にAIに置き換わる部分は増えてくるでしょう。


生き残るのは...

会社の事務処理や公的な手続きなどはAIやデジタル化に波によって煩雑な部分が少なくなりました。ルーティンな仕事は機械化によって24時間フル稼働で生産性が向上しました。今後AIが発達し更なるデジタルな技術が進むと、例えば手続き代行や会計業務などはAIが取って代わるかもしれません。

サイエンスの世界でも同様のことは起こりそうです。もちろん研究開発は続くと思いますが何年、何十年もかけて試行錯誤していたものが数分で検証できるようになるでしょう。AIと量子コンピューターの発展によって生体内で起こっていることをPC内で再現でき、何十万分の一という確率の医薬品開発でさえ実験せずに数時間で候補物や改良点などが解るかもしれません。


はたしてそんな時代に突入した現代で生き残る技術って何でしょう?

モノづくりやノウハウを核とする企業にとって生き残る術はあるのでしょうか?


上記で述べてきた内容は効率化や生産性の向上が大きな変革部分だった時代の成果です。汎用性のある部分が人の作業から機械の作業に置き換わりました。置き換える部分自体の市場性が大きかったことが理由の一つです。

これからのAIや量子コンピューターの発達は”汎用性がない”部分でも置き換えることができるようになります。マーケットで考えると”汎用性がある部分の革新”が飽和状態にあり”汎用性が無い部分”でのマーケット獲得の手段としてのプラットフォーム開発にも見えてきます。


産業分野においてスマイルカーブという考え方があります。縦軸を付加価値、横軸を研究/開発/製造/販売という一連のモノづくりの流れとすると、上流と下流に高い付加価値があり放物線を描くような価値になることからスマイルカーブと言われるようになりました。

先に述べた”汎用性がある/ない”部分とは生産性、スマイルカーブの中流部分の取組みにも見えます。AIなどの発展で近い将来、この中流部分が広がりスマイルカーブから風呂の断面のようなバスタブカーブになるかもしれません。(設備の寿命特性曲線もバスタブと言われてますね)


最上流や最下流にこそ付加価値が残る、いわゆるアイデアや究極のサービスこそ生き残る術になるのではないでしょうか。創造(企画開発)し続ける、個別ニーズに対応できる、そんな”個”を意識できる企業がAIなどを活かすと面白いかもしれませんね。


あれ、それってamazonか?

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