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M&Aを決める、その前に...

最終更新: 2019年2月11日

廃業せずに次の代に引き継ぐ選択肢としてM&Aを選択できる環境が整ってきました。会社を揺るがす意思決定ですが安易に踏み込むと手段が目的化する危険もあります。今さら聞けないデリケートな基本のキを...


当社ブログへお立ち寄りありがとうございます。毎回気になる内容を徒然なるままに更新しています。できるだけ平易な言葉でお伝えしますので少しでも「気づき」のお役に立てられれば。

本ブログから”M&A”のカテゴリを増やしました。複数回配信しながらM&Aの基本のキをお伝えします。当社でもトータルコーディネート可能ですのでよろず相談レベルからご相談ください。


活発なM&A市場・・・

ここ最近M&A業界で中堅・中小企業の売買が活況になり始めています。経営者(創業者)の高齢化問題に加え後継者の不在が問題となる案件も多く、先進国の高齢化の波が影響しているようです。またITの分野ではステップアップとしてのM&Aも見受けられます。あらゆる業界で市場の規模縮小とコモディティ化に直面し、勝ち組企業でも明日は我が身となる危険すら感じるほど市場も急速に変化するようになりました。維持・成長の為にM&Aを選択する企業も増加しているようです。売り手も買い手もニーズとして強い意識が芽生えていますが、期待する成果が得られないのはM&Aが市場の一つだということを忘れてしまうからかもしれません。


決断する前に...

巷でM&Aの話を耳にすることが多くなりました。会社を売却すればメリットも多いですが、話題にならないのはデメリット。安く売ってしまった、や、高すぎて失敗したなどあまり聞こえてこない情報のほうが需要な要素を含んでいます。先にも述べたようにM&Aが市場の一つだとすれば”誤解を恐れずに例えると”買収する/される企業は製品や商品とも捉えられます。


メリット/デメリット...

家電市場で冷蔵庫やエアコン、IoTの製品があり、例えば冷蔵庫にIoTを組み込むことで”見守り冷蔵庫”として価値が向上する。そんな時には冷蔵庫メーカーはIoTの製品を買い入れて装備すればいい。その市場で成功するための”外部製品の導入”となりますが、もちろん導入前に成功確率は求められても導入後の成否はわかりません。ただし製品なら売上げ結果で答え合わせができます。ところが、企業の売買となると複雑な要素が絡むため一筋縄では判断できません。それがM&A市場で”売れない”ジレンマとなります。売る企業にとっては「清算よりも株主への還元が大きい」や「従業員の雇用確保」あるいは「売上げ拡大のチャンス」などメリットは多いですが、一方で「経営方針の転換で既存顧客離れ」や「中核人材の流出」などデメリットも発生します。M&Aで売却するメリットよりもデメリットの解消こそが買い手にとっても重要なテーマになり、売り手/買い手双方がお互いに将来の経営を考えて協力できるかがM&A成否のカギになります。


自社が売れない最大の要因とは...

人は承認欲求の為に努力し自己実現の欲求の一つとして創業や企業経営を軌道に乗せる努力をするのかもしれません。経営者や創業者はこれまで育ててきた自負や子供のように愛着があるのかもしれません。当然自社を高く見積もると思いますが、果たして”妥当な”価値はどこにあるのでしょうか。”妥当な価値”を知り、必要ならあと少し”高める努力”をしてみてはいかがでしょうか?先の例えだとIoTの製品が一般消費者仕様ならBtoBのためのシステム仕様に変更するとか、冷蔵庫に既存IoT製品をそのまま接続できるスペースを設けるなど、お互いのメリットに向けた取り組みが出来てこそ価値が高まるのかもしれません。


価値を高めるには...

経営者が企業(事業)価値を高めるために取り組むM&Aは目的がしっかりしているため大きな失敗はないかもしれません。一方で事業の伸び悩みや清算を考える経営者にとってはM&Aは魅力的にも見えるかもしれません。なぜなら長年利益を出してきた会社ほど清算時に法人税や所得税がかかり手元に残るお金は減りますしM&Aを選択するほうが税金が下がり経営者や株主にとって”得”になる場合があるからです。しかし、それこそが”M&A金額の乖離”を生むのです。


引く手あまたの会社で後継者不在、苦渋の決断で引受け先探しの為にM&A。これなら買い手の競争市場になるので黙っていても価値は高まります。しかし先のように事業の伸び悩みで清算よりもM&Aを選択する企業の場合、買い手は”清算時”を下限として価値を見積もってきます。そこが”魅力”の最低ラインなのです。回りくどい”魅力”という言葉を使いましたが「いま売るには惜しい」と思える時が買い手にとっても「買い時」と判断します。


では、ピークを過ぎてしまった会社はどうすればいいか?とにかく売って楽になりたい経営者にとって買い手は現れるのでしょうか?


結論から言うと「ほぼ無理」でしょう。


しかし当社の経験上、”買い手”の気持ちを考える余裕が少しでもあれば光は見えてきます。

そう、価値を高める努力を「見える化」することで自社の火種を見せることが第一歩だと確信します。


次回は「価値を高める努力」をいくつかの視点でお伝えします。

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